【ジャカルタ】ムーディーズ・インベスターズ・サービスはPT Sri Rejeki Isman Tbk (SRIL)又はSritexの次の債券にネガティブ見通しを持っている「B1」格付を授与している。
ムーディーズのアナリスト、Stephanie Cheong氏によると、その格付はSritexが発行されていない既存の優先債券が原因だそうである。Sritexは2022年に満期するシンジケートローン分割払いを支払う為、その債券発行からUS$150 millionを使途する計画である。
「その次の債券は債務プロフィール満期を延長し、運転資本に間を与えることによりよりSritexの流動性を増やしていきます。」とCheong氏は公式声明に述べた。
2020年9月まで、SritexはUS$159 millionの現金やUS$87 millionの銀行資金を持っていた。しかし、合計的にUS$611 millionに及ぶ次の12〜18ヶ月以内の幾つかの満期債務をも持っている。
Cheong氏がそのネガティブ見通しはSritexが2021年に満期するUS$350 millionのシンジケートローンを持っていると考慮し、債務リストラリスクを反映すると付け加えた。 (NR／KR／MS)