【ジャカルタ】ムーディーズ・インベスターズ・サービスはPT ABM Investama Tbk (ABMM)の企業格や債務の見通しを下げている。それはABMMが2022年8月に満期するUSD 350 millionの債券を支払い損なう可能性がある為である。
ムーディーズの副社長補佐兼アナリスト、Maisam Hasnain氏がABMMは債券を借り換える為、新規資金を求めると説明した。「その債券を発行する計画は市況を待機しております。しかし、我々はABMMが現在、満期債券を償う為、新規資金を得る事に注力していると確信します。」とHasnain氏は公式声明に述べた。
情報上、ABMMの見通し低下は2021年5月に開催された臨時株主総会の結果をも考慮する。その総会における、ABMMは9.5%の金利を持っている最大限のUSD 400 millionのグローバル債券を発行する承認を得た。
しかし、ムーディーズがABMMの流動性はかなり弱いと評価する。それは2020年12月にUSD 109 millionのみに及んだABMMの現金及び現金同等物が示される。その内部資金は2022年にUSD 450 millionの債務を償うことが出来ないとも予測される。
idnfinancials.comのデータによると、ABMMの株価は本日の最初の取引セッションの終わりに一株当たりIDR 815であった。それは昨年に比べ、42.81%減少した。 (NR/KR/ZH)