ジャカルタ。フィッチレーティングスインドネシアは、PT Agung Podomoro Land Tbk（APLN）の長期債務格付けを「CCC-」から「C」に再び引き下げ、3億米ドル相当の債券の格付けをNegative Rating Watch（RWN）に配置しました。
格下げは、所有率58％のAPLNの子会社であるPT Sinar Menara Deli（SMD）の中期債（MTN）が2021年8月22日に延長されたことに続くものです。以前は、これらの債券は2021年8月22日に満期を迎えます。
フィッチは公式レポートで、「フィッチは、ディストレスト証券取引所（DDE）の基準に従って、MTN SMDのリストラを検討している。これは、デフォルトを防ぐために遅延が行われているためだ」と述べた。
さらに、フィッチは、SMDは2020年6月末時点で500億IDRの現金しか持っていなかったと述べました。この会社には、MTNに支払うための代替の流動性源もありませんでした。さらに、不動産セクターにおける現在の課題により、SMDの業績は大幅に低下しています。
一方、2020年末のAPLNの現金はわずか500億ルピアでした。「回復分析では、APLNは再編されるのではなく、破産により清算されると想定しています。同社は重い資産を持っているので、「フィッチは言った。 （KR / PW）