INCOはポマラブロックに関してUNTRの子会社と提携

【ジャカルタ】MIND IDと言う国有採掘持ち株会社の会員、PT Vale Indonesia Tbk (INCO)は2025年5月28日にPT Pamapersada Nusantara (PAMA)との採掘サービス契約を締結した。
採掘サービス契約は南東スラウェシ州、ポマラブロックにあるINCOのニッケル鉱石鉱山経営の一部である。
「その契約下の作業内容は表土除去やニッケル鉱石採掘・運搬や鉱山経営に関するインフラ開発を含めます。」とINCOの会社秘書役、Wiwik Wahyuni氏はインドネシア証券取引所(IDX)の公式声明を通じて、述べた。
情報上、PT Pamapersada Nusantaraは100%所有権を持つPT United Tractors Tbk (UNTR)の子会社であり、アストラグループの一部となった。
しかし、PAMAとの契約額は開示されていない。一方、PT Petrosea Tbk (PTRO)とのポマラブロック契約額はIDR 2.8 trillionに及び、作業期間は2年間、2026年7月まで行われる。
INCOのマットニッケル生産能力は2025年第1四半期に17,027トンを記録され、18,199トンの2024年第1四半期に比べ、6.4%低下した。
なお、平均売価はトン当たりUSD 11,932、6%下がった為、売上高は2025年第1四半期にUSD 206.5 million、前年比、10.2%減少した。 (NR/ZH)