【ジャカルタ】インドネシアの貿易黒字はUSD 4.33 billionの2025年3月に比べ、2025年4月にUSD 160 million、96.3%減少した。

中央統計局(BPS)の流通サービス統計副部長、Pudji Ismartini氏が2025年4月の貿易黒字はUSD 20.74 billionに及んだ輸出額とUSD 20.59 billionに及んだ輸入額によるものであったと語った。

貿易黒字が激減したにも拘らず、インドネシアは60ヶ月連続、貿易黒字を記録した。

Pudji氏がその貿易黒字はUSD 1.51 billionの黒字を記録したノン石油ガス(non-o&G)商品が支援されたと説明した。黒字の主要貢献者は鉱物燃料(HS27)、動植物油脂(HS15)、鉄鋼(HS72)であった。

一方、石油ガス商品はUSD 1.35 billionの赤字を記録した。赤字の主要貢献者は精油と原油であった。

激減した貿易黒字は米国とインドネシアを含め、複数の取引相手間の相互関税戦の始まりが伴った。

トランプ氏は2025年4月2日にインドネシアの製品に最大47%に伸びる関税を課す事を発表した。 (NR/LK/KR/ZH)